「スポンジケーキ」の薄力粉比較

パイオニア企画製の４種の薄力粉をスポンジケーキ（ジェノワーズ）にして作り比べました！

種類やブランドによって味や食感が変わることをご存知でしょうか？
今回は、薄力粉別のスポンジケーキの比較特集をお届けします。
様々な薄力粉を試して、お気に入りのスポンジケーキを見つけましょう。

スポンジケーキ基本レシピ

【材料】
《12cm(4号)丸型1台分》
全卵　１個(60g)
グラニュー糖　30ｇ
薄力粉　30ｇ
バター　10ｇ

【作り方】
①ボウルに卵とグラニュー糖を入れ、湯せんにかけてひとはだ(40℃)に温める。
②湯せんからはずしハンドミキサーの最高速で白くもったりとするまで泡立てる。

③次に低速にして1分間泡立てキメをそろえる。
④薄力粉を加え、さっくり切るように混ぜる。粉気が残っているうちにバターを加え混ぜる。

⑤紙を敷いた型に流しオーブンへ入れる。160℃ 35～40分焼く。
⑥オーブンから出したら、型から外し逆さにして網の上にのせて冷ます。

北海道産小麦の主力品種の「きたほなみ」をベースにした薄力粉タイプの国産小麦粉。
軽さと口溶けのよい粉が特徴で、ふわっとした食感と素材の甘みが引き立つお菓子を作るのに向いています。
▶詳細はこちら（楽天）

【食感・使用感】
クセが少なく、とても柔らかかった印象です。また口どけも良く、ふわっとしっとり仕上げたいときにはこちらがおすすめ。
生地混ざりがほどよく、気泡を潰さずに混ぜることができました。
【オススメ使用例】
スポンジケーキ・シフォンケーキ・ロールケーキなど

北海道産小麦だけをひと手間かけて丁寧に挽いた国産小麦。
粗挽き粉特有のザクザクとした食感と、小麦の風味が特徴の小麦粉です。
歯切れの良いサクッとした食感を持つ焼き菓子を作ることができます。
▶詳細はこちら（楽天）

【食感・使用感】
食べたとき外側にサクみが出ていて、歯切れの良さが特徴的。粗めの生地に仕上がるので、焼き上がりは高さがでました。
小麦の味が強く、小麦感を感じたい場合にはおすすめです。
【オススメ使用例】
クッキー・パウンドケーキ・ブッセなど

日本国内産小麦100%使用。
粒子が細かく、製菓に向いています。
内麦の味わいの良さが堪能できる薄力粉です。
製菓だけでなく、お料理まで幅広くも使いいただけます。
▶詳細はこちら（Amazon）

【食感・使用感】
初心者の方におススメ。
薄力粉本来の柔らかさを持ち、とても扱いやすい粉でした。
スポンジだけでなくオールマイティーに使えるので、色々な種類のお菓子を作りたいときにとても便利です。
【オススメ使用例】
スポンジケーキ・クッキー・マフィンなど

宝笠印の薄力粉です。
「宝笠印」とは、吟味された原料である小麦の特性を充分に引き出せるよう、一粒一粒を丁寧に挽き、丹念にふるうという工程の繰り返しの中から、選りすぐられた粉だけに与えられる「印」です。
▶詳細はこちら（Amazon）

【食感・使用感】
シルキー感があり、とても口どけが良かったです。
生地混ざりがよいので、混ぜる回数を抑えられ、生地をいためずに混ぜることができました。
しっとりとした焼き上がりとソフトな口当たりを楽しみたい方におすすめです。
【オススメ使用例】
カステラ・スポンジケーキ