失敗しない ！基本のクランブルの作り方

クランブルは、ケーキやタルト、マフィンに手軽に加えるだけで風味と食感が格段に向上する便利なトッピングです。
本ページでは、だまになりにくく、サクサクとした食感に仕上がる基本のクランブルの作り方をまとめました。
パニレピのレシピに合わせて応用できるよう、ポイントも丁寧に解説しています。

小麦粉・砂糖・バターなどを合わせてつくる
「ぽろぽろ」食感のトッピングのこと。

焼き菓子やマフィン、パイなどにのせるだけで、
食感と香ばしさがぐっと引き立ち、仕上がりを華やかにしてくれます。

冷たいバターを使うことで、粉と混ざりすぎず小さな粒状が残り、 焼いたときにその粒が溶けて サクサクの食感 が生まれます。常温バターだと生地がまとまりすぎて広がりやすく、 クランブル特有のほろほろした形と食感 が作ないので冷たいバターを使いましょう。

粉とバターを混ぜる際は、そぼろ状になったところで止めましょう。
混ぜすぎると生地が練られ、クッキーのように固い食感になります。

トッピングするまでの間は冷蔵庫で冷やしておきましょう。
成形したクランブルを冷やしてから焼くことで、バターの溶け出しを防ぎ、形がきれいに保たれます。

【材料】
無縁バター　30g
グラニュー糖　30g
サクッと仕上がる菓子用薄力粉　30g
アーモンドパウダー　10g

【準備】
無塩バターを細かく刻んで使用直前まで冷蔵庫で冷やしておく

➀ボウルに無塩バター以外を入れて混ぜる。


➁無塩バターを加え、カードで切るように粉とバターをなじませる。


➂指先でバターの粒をつぶしながら粉にまぶしていく。
　※途中でバターが溶けて軟らかくなってしまったら、冷蔵庫に入れて冷やしながら作業してください。


➃大小の塊が出来てぽろぽろの状態になったら完成。生地はバターがなじんで全体が黄色味がかった状態になります。

メモ：完成後はトッピングするまでの間、冷蔵庫で保存します。

溶かしたバターを使う手法もありますが、サクホロ食感を重視するなら“冷たいバター”で作るのがおすすめです。

冷凍保存も可能です。匂いが移らないように密封して保存してください。

薄力粉にココアパウダーや抹茶パウダー、シナモンなどを混ぜてお菓子のアクセントとしても使用できます。

クランブルは、焼き菓子やパンの“見た目・食感・風味”をぐっと引き上げてくれる名脇役。

シンプルな工程だからこそ、意外と奥深いのです。

自分だけのオリジナルクランブルを作る楽しさもあり、試行錯誤するうちに“お気に入りの組み合わせ”に出会えるのも、手作りならではの魅力なのかもしれません。